出産前の準備でさく乳器っているのかな?と考える妊婦さん、多いと思います。
母乳は子どもを産んでみないと出るか出ないかわからないので、私は出産後に購入しました。
今回は、私が購入したピジョンの手動さく乳器のレビューをします。
さく乳器、どんなときに必要?
さく乳器が必要となるときとは以下のような状況が考えられます。
〇母乳の出が良く、胸が張って痛いとき
〇赤ちゃんを預けたり外出先などで母乳を哺乳瓶であげたいとき
〇乳腺炎など体調不良や乳首が切れて痛いとき
電動と手動どちらにすべきか
さく乳器は電動と手動があります。
私は手動を購入しましたが、手動でも自分が思っていた以上のお値段がするものだなと感じました。
そのため、さく乳頻度に合わせて購入するのが良いでしょう。
頻度が高い場合は電動を、低いなら手動で十分だと思います。
電動さく乳器のメリットは時間短縮と手が疲れないという点です。デメリットは価格が高くなるという点です。
その反対に、手動さく乳器は価格は安いけれど手が疲れたり、時間がかかってしまいます。
手動さく乳器使用体験談
正直自分には、さく乳器は必要ないのではないかと漠然と思っていました。
必要ないというよりは、いつ使うのだろうかという感じでしょうか。
しかし、退院して1週間もせずに乳腺炎になって熱が出てしまいました。薬を服用して熱を下げることに。薬服用中でも授乳して問題ない薬もあるのかもしれませんが、私の場合は心配だったので服用中は授乳を控えることにしてミルクをあげることにしました。
その間に子どもが母乳拒否をするのではないかと心配になったのですが、2~3日の間でも拒否されることはなかったので助かりました!
ということで慌ててドラッグストアでさく乳器を購入することとなりました。
私の考えでは、この乳腺炎が終わればさく乳器は活用する機会がないものでした。
しかし、この後今度は乳首が何度も切れて、直接母乳をあげるには痛すぎて、何度もさく乳器に頼ることとなりました。
ミルクを作って、時間をかけてやっと寝かしつけたら今度はさく乳。
さらに、さく乳器を消毒して自分も眠りについたと思えば子どもが起きてもう授乳の時間。といった具合で結構辛かったです。
手動も両方のおっぱいをさく乳すると、時間もかかるし手も疲れてきます。
とはいえ、このさく乳器に何度助けられたことでしょう。
思い返せば直接の授乳が安定したのは6ケ月くらいだったような気がします。(涙)
ピジョンの手動さく乳器
こちらがピジョンの手動さく乳器です。
分解すると下のようになります。
洗うために分解したときは、再び組み立てるのはややこしいかなと思ったのですが、一度組み立てればすぐに覚えられます。
私は哺乳瓶消毒に電子レンジで消毒できる『コンビの除菌じょ~ず』を使用していたので、さく乳器も哺乳瓶と同様に消毒しました。
さく乳のコツ さく乳は痛い?!
ネットでさく乳器を検索すると「さく乳 痛い」といった検索用語が出てきます。
私の使用感として痛さは感じませんでした。
私なりのさく乳のコツは胸に当てる部分を少し押し付けるようにして、ゴムのパッキン部分と胸に隙間が出来て空気が漏れることのないようにすることです。
母乳が出なくなると、一旦さく乳器を話してもう一度やり直します。
また、ちょっとずつ強めに押し付ける胸の場所を変えながらさく乳しました。
産院の助産師さんにも乳腺炎の際にアドバイスを受けたのですが、母乳はもう出ない、というところまで出し切ってしまうのは良くないとのことでした。
すべて出し切らず、まだ出るなというところでストップするようにしていました。
他のさく乳器を使用したことがないので比べようがありませんが、私自身はピジョンの手動のさく乳器で十分役目を果たしてくれたと思っています。
まとめ
さく乳器は産後の母乳の出によって購入を決める方が良い
さく乳の頻度によって電動にするか手動にするか決める
さく乳する際は空気が漏れないようにさく乳器を胸に押し付けるようにするのがコツ
さく乳する際は、母乳をすべて出し切らないようにする